About
当院の役割
2025年となり、高齢化社会の真只中で医療は命の危機に立ち向かい、介護は生活の危機に立ち向かっています。そして、医療機関と福祉施設は機能分担と連携で地域の暮らしを守ることが求められています。その中で当院の役割を紹介します。
当院は熊本市北区の総合病院として、高齢化に伴う複雑な疾患を抱える患者さまを全ての診療科が協力して包括的な治療に取り組んでいます。
骨折、外傷、発熱等の救急医療に取り組み、早期の手術と早期のリハビリテーションを導入し、苦痛の軽減と生活力の機能回復を目指しています。
高齢化にともなう呼吸器疾患に取り組み、呼吸器センターでは人工呼吸器管理が必要な患者さまへ対応しています。
透析センターでは、外来透析と入院療養を要する患者さまを各科の協力で治療をします。
難病治療の患者さまの長期療養、がん患者さまへの緩和療法を継続しています。
当院での全ての治療の現場でリハビリテーションスタッフが生活能力の改善に取り組んでいます。さらに薬剤の正しい投与のため包括的な投薬相談を積極的におこなっています。その中でも、がんの緩和療法と非がんにおける緩和療法をおこない患者様の苦痛を軽くすることに努めています。
予防・健康増進のため検診センター、骨粗鬆症予防外来、サンフィットでの体質改善活動などを継続しています。さらに居宅介護支援センターで患者様の家での生活を守ります。
このような医療活動と健康増進活動を積極的におこない、住民の方々が抱えている健康と暮らしへの不安を少しでも減らしていきます。
当院は45年以上にわたり「愛する人を安心して任せられる病院の創造」という理念の下に、医療活動を行って参りました。地域の中での当院の役割を果たし、さらに広く連携していきます。職員一丸となって地域医療に努めて参りますので、よろしくご協力ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。
令和7年4月