十善病院:先輩インタビュー04:作業療法士

十善病院の先輩紹介4作業療法士

お仕事の内容を教えてください。

患者様の心身機能やADL能力を評価し、認知面・身体機能面の向上を図るための作業活動や、ADL訓練を行っています。 ※ADLとは日常生活動作能力

働いている病院はどんなところですか?

リハビリ室はワンフロアにパワーリハや平行棒、階段、テーブル等があり、リハビリに取り組まれている患者様や、全体が見渡せる環境になっています。

入職したきっかけは?

10年以上前に十善病院に勤務していました。天草から熊本市へ戻り、再就職を考えた時に、一緒に働いていた現リハビリ主任に尋ねた事がきっかけです。

仕事をする上で気を付けていることは?

リハビリの必要性や理解が難しい方へは、どのように接すれば協力頂けるかを、常に考えています。興味がある話をしたり、言葉使いに気をつけたりして、少しずつ行えるようになることもあります。

患者様と接する上で大切にしていることは?

患者様のペースに合わせて話を傾聴し、お気持ちを考えながら適度な距離を保つことです。リハビリは毎日継続することで早い回復につながりますので、信頼できるコミュニケーションを心がけています。

やりがいを感じる瞬間は?

初めはできなった事ができるようになり、笑顔がみられたり、「あなたのおかげで、ここまでできるようになりました」と言われたりすると、嬉しく思います。

印象に残っていることや、忘れられないエピソードはありますか?

「色々とありましたけど、人生に悔いはありません」と、90代後半の方からお話を聞いた時の言葉は、想像以上に苦労をされて、乗り越えてこられた深い一言だなと、印象に残っています。

十善病院のここが魅力だと思うポイントを教えてください。

子育て中の私でも、仕事と両立できる環境はありがたいです。リハビリ主任も子供が同世代で、他スタッフを含め、コミュニケーションがとりやすいです。

患者様の様子を見て感じることや学ぶことは?

様々な人生経験や職業の話を聞くことができるので、自分には経験がなかった事も、作業活動に取り入れることがあります。手芸は私よりも、集中して上手に作られる方もいらっしゃいます。詳しい方に尋ねて学ぶことが多いです。

大変だったことは?

身体面だけではく、精神面や認知面の支援を考えながら、コミュニケーションを図ることは、気を遣うので大変です。難しい場合は、他スタッフに相談したり、病棟スタッフと連携を図っています。

うれしかったことや忘れられない出来事は?

患者様がやりたくなくても、「イヤ」と言われながら体を起こしたり、手足を動かしたりしなければならない時は心苦しく思いますが、声掛けして「ありがとう」と、言われた時はうれしかったです。

今後の目標は?

仕事を長く続けたいと思っているので、痩せて健康的でいたいです。

休日は何をして過ごしていますか?

一人の時間はほとんどなく、子供と一緒に出掛けたり、遊んだりしています。気分転換のために、ストレッチや散歩をします。

ある日の一日を教えてください

8:30 出勤、清掃、朝礼、申し送り
9:00 情報採取、リハビリ開始
12:30 昼休憩(1時間)
13:30 リハビリ
16:30 退勤

就活中のみなさまへ

仕事とプライベートが両立しやすい、とてもいい環境です。新リハビリ室で、楽しく仕事をしましょう!

十善病院へのお問い合わせ